宮澤やすみの仏像ブツブツ

水をこぼす?観音さん

NHKの番組のロケで、東京の青梅を訪れています。
奈良時代創建といわれる古刹・塩船観音寺は、奥多摩に近くて、東京とは思えない自然あふれる境内。
ここには鎌倉時代の秘仏本尊がいまして、今回特別に開けていただき、撮影。ぼくは解説役でリポーターさんと旅をします。


テレビ収録で開けていただいたのは初めてのことだそう!厳粛に法要をしたうえでの厳かな開扉でした

境内は広大なツツジの庭も有名で、その丘のうえに大きな観音像が立っています。
見ると、手に持つ水瓶(すいびょう)をさかさまにしているではありませんか。


ちょっと観音さん、中にある水をこぼしちゃってますよ~!

案内によると、「功徳の水を私たち衆生に与えていただける」との意味が込められているんだそうで。

一般的に、仏像が手のひらをこちらに向けて手をおろすポーズは「与願印」といって、人々にいろんなものを与えるという意味があります。
その与願印に、水瓶という観音のアイテムを持たせるというアイディア、今までありそうでなかった表現だと思いました。
仏像の表現は、とおり一遍ではなく、作る人の思いでさまざまあるものですね。

番組の放送は、4月20日(木)11:05~ 「ひるまえほっと」です。
(変更の可能性もあります)
関東ローカルでございます。それ以外の地域の方はスミマセン<m(__)m>
 

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