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如来

如来は悟りを開いたもの、また仏法や宇宙の真理そのもの。仏の最高位

如来について

如来とは、「真理を悟った者」の意味で、仏教が成立した当初は仏教の開祖である釈迦のみを指しました。実は釈迦は本名ではなく、本名をゴータマ・シッダルタといいます。インドの貴族「釈迦族」の王子様として生まれました。釈迦族出身の如来のため「釈迦如来」と呼ばれるようになったのです。

 

釈迦の入滅後、釈迦の説法を聞いた人々が集まって教えをまとめました。それが経典です。経典では、仏教が多様化するに従い、阿弥陀如来や薬師如来また密教の最高仏・大日如来などが登場しました。そしてやがて如来が釈迦以外の如来の総称となったのです。

如来の像容 

苦行の末に悟りを開いた釈迦の姿がもとになっています。釈迦が出家するときに装飾品を捨ててしまったため、大日如来を除き粗末な衣一枚の姿です。

 

頭には如来特有の螺髪(らほつ)と呼ばれる小さくカールした髪の毛があります。またほかの外見的な特徴として三十二相(さんじゅうにそう)といわれる「足下安平立相(そっかあんぺいりゅうそう/足の裏が平ら)」や「白毫相(びゃくごうそう/眉間に白い毛が渦巻いている)」などの三十二の超人的な特徴があります。さらに細かな特徴を示した八十種好(はちじっしゅこう)と呼ばれる「耳が肩に届くほど垂れ下がっている」や「のどに3本のしわがある」などもあります。

主な如来の尊像

■釈迦如来
出家した比丘のように剃髪をして衣をまとうだけで表現されます。誕生仏と涅槃仏は、それぞれ独自の像容をしています。

 

■薬師如来
東方である浄瑠璃国の仏です。本名は薬師瑠璃光如来です。病を治すご利益があり、十二体の神将(十二神将)によって守護されています。

 

■阿弥陀如来
西方の極楽浄土で、死者を極楽浄土へと導く仏です。観音・勢至の菩薩を伴う阿弥陀三尊像としてあらわされます。

 

特殊な例として、大日如来、宝冠の阿弥陀如来などがあります。

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