帝釈天
梵天と共に天部最高位に位置する仏教の守護神
帝釈天(たいしゃくてん)とは?
古代インド神話の英雄神・インドラが前身とされる。天空を駆け抜け、「インドラの矢」と呼ばれる雷で凶暴な魔神達と戦う。
仏教に取り入れられると戦いの神という色合いは薄くなり、慈悲深く柔和な性格に変わっている。梵天と並ぶ仏教の二大護法善神となり、仏教世界の中央にそびえる須弥山(しゅみせん)の頂きから命あるもの全てを見守っている。
大日如来を本仏とする密教では十二天の一人であり、千手観音の眷属である二十八部衆の一人でもある。
ちなみに映画、「天空の城ラピュタ」でラピュタが地上に放った最終兵器「ラピュタの雷(いかづち)」は、インドラの矢がモデルである。
ご利益
戦勝祈願、国家安泰の高徳があり、災難から守られ立身出世や蓄財が出来るとされる。
帝釈天(たいしゃくてん)の像容
元々が戦いの神の為、甲冑を着たり中国の武官の姿をした像が多く、密教系の寺院ではインド神話時代の名残で白像にまたがっている姿もある。手には雷を操る金剛杵・独鈷杵などの武器や蓮の茎を持つ場合が多い。梵天と共に釈迦の脇侍として並ぶこともある。
有名寺院と像
- 奈良県:東寺
- 東京都:題経寺
帝釈天(たいしゃくてん)の真言
ナウマク・サマンダ・ボダナン・インダラヤ・ソワカ
