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第4部 そうだ、終活しよっ♪ 第4回 死が現実的になってきた今、やれることをやっておこう!物乞い仏師再び!?(前編)
こんにちは!一笑仏工房の中の人、あんどぅ☆ななせです( ^ω^ )
いやはや~
前回の記事から2週間たちまして、現在2020年3月31日。新型コロナウィルスまだまだ絶賛流行中です!
依然として1週間先がどうなっているのかも全く予測がつかない日々が続いています。緊急事態宣言が出されて東京が封鎖されるのではという噂もあります。
とは言えこの間、情報世界のデマやカオスが少しずつ整理されて来まして、
どうやらこの戦いはみんなが新型コロナの免疫を持つようになるまで医療崩壊を起こさないように、爆発的ではなく少しずつ感染が広まるように、一丸となって少なくとも1年は活動を自粛しなければならないだろうという、長い戦いなのだ、ということがわかって来ました。
「3月中は自粛」と言っていたのが4月までに延期になり、更には5月になり…と、どんどん自粛期間が延長されています。
オリンピックの一年延期も決定しました!
大好きなCITYケイバのポスターがある日無観客のものに貼り替えられていました…集団の描写すら自粛の波(涙)
またこの間、志村けんさんが新型コロナからの肺炎でお亡くなりになるというショッキングな事件が起きました…
前回の記事で書いた「指定感染症にかかった患者のご遺体は非透過性の納体袋に納められて速やかに火葬される」ということが志村けんさんの事例でニュースにも取り上げられました。残された人はご遺骨になるまで故人と対面できないという事実は世人に少なからぬショックを与えたようです。
私はと言えば、もう、泣いちゃいましたよね!
別に志村けんさんのファンだったわけでもないですけど、小さい頃からテレビで見て育ちましたし、何と言っても愛さずにはいられないキャラクターですよね。
今のこの行き詰まった世界の状況、毎日更新される死者数、逼迫した経済、家に閉じ込められるストレス、物が無くなるスーパー、ひたすら動画ばっかり見ている子供、先が見えない暗い日々に加えて志村けんさんの死…
ちょっと号泣させて欲しいぐらいでしたね!
まあ泣き言はこのぐらいにしまして。
なんだかもう、「これって現実なの?夢じゃないのかな?」という感覚に陥っていて、「この間違った世界線から早く抜け出さなきゃ!」とか思ってしまうんですけども。シュタインズゲートはよ。
現実が過酷過ぎるので、むしろフィクションがピンボケに思えて来ます。
これから公開されるシン・エヴァンゲリオンやシン・ウルトラマンの世界も、この現実ほどには心に刺さらないだろうという気がしてしまいます。
(結局泣き言かーいっ!)
自分や身近な人が感染して死ぬ可能性も現実味を帯びて来ました。
そんな中、欧米でアジア人への攻撃が発生しているだの、志村けんさんの死で中国へのヘイトスピーチが横行しているだの、良からぬ話が目に付くようになりました。
わたくし、崇高な思想も理想もなーんにも持っていないんですけど、ただただ保身の思いで言わせて頂きますと、ヘイトスピーチだけはやめて欲しいです!
ある国に暴言を吐くとか、ある国の人を差別するとか、そういう恨みを買う行為だけは個人にも国にもして欲しくないっす…
だって絶対恨まれるし、仕返しされるじゃないですか!
嫌ですよ~~自分の子供が恨みをもった人たちに殺されるとか。
善因善果、悪因悪果ですよ!因果応報ですわよ!
小さな悪を見過ごして生きていたら、ある日突然飛んできたミサイルにやられるかもしれません。まあ原因と結果の相関性は凡夫には計り知れないものらしいですしね、
どんなに善行を積んだつもりでも、ある日突然飛んで来たミサイルにやられるかもしれませんけど。
それでもなるべく安全策をとって、怨恨の目は摘んでおいた方がいいでしょう!
ネット世界に溺れているとどんどん妄想が膨れ上がって、特定の国への差別感情が高まってしまうこともあるようですね。
でもどんな国の人でも実際に会って会話してみれば、惻隠の情って言うんですかね、何か感じると思うんですよ。
ネットのやりとりで「この人何言ってんの?むかつくー!!!今度会ったらどうしてくれよう!!」と思って一晩憎しみをつのらせたとしても、翌日に会って本人を目の前にするとコロッと「こんにちは~昨夜はどうも」なんてヘラヘラして言ってしまうこと無いですか?
もちろん、妄想が強固に固定されて殺人とか過激な方向に行ってしまう人もいますけど、多くの人は困っている人を目の前にしたら助けずにはいられないと思います。
神も仏も信じないけどそこだけは信じています。
だから…
護摩祈祷とか非科学・スピリチュアル・神頼みに逃げる前にやるべきことがもっとある!
死ぬ前にやれることやっておこう~!!これぞ終活なり!!
というわけで、やって来ましたのはこちら。
うちの近所のオフィスビルと直結した商店街でございます~
この中の、とある中華料理レストランに飛び込んで日中友好を図ってみようと思います!
3/31日現在、不要不急の外出、特に夜間の外出を控えるようにと東京都から要請が出ていますが、これは一刻を争う緊急の用事なのだぁ!
こうしている間にも憎しみはどんどんどこかで膨れ上がっているかもしれないのですから~!!!(それに夜間の外出規制は主に繁華街で集団で飲み食いするのやめてよってことですしね)
よく見ると台湾料理と書いてあるので中国とは関係ないのかもしれませんけどね。何らかの交流は出来るでしょう!
ってか中国人の知り合いが全然いないのでこれぐらいしか「実際に人に会って」日中友好を図る方法が思いつかないっす!
店の前には「店員は感染防止のためマスクを付けていることがあります」「感染対策しっかりやっています」という趣旨の貼り紙が出ています。
(こんな貼り紙するなんて、やはり客足が落ちているのかなあ…。)
目標は、あんどぅ☆謹製アマビエちゃんストラップを手渡してなんらかの交流をし、恨みのない世界線につなげることです!
そんなことに意味があるのか無いのか、今は考えないのだ!
やれ!やるのだー!!
なんて思いながら扉を…開けづらっ!
中華料理って一人で来る場所じゃないよね!!
一人で丸テーブルクルクルするんかーいっ!
えーーーい!!ままよ!!!
どーん!!と入ってみると…
ガランとした店内で、めっちゃ愛想の悪いマスクをした若い男の子が応対していました。
入り口すぐ近くには中華料理には欠かせない大きな丸テーブル(クルクル出来るやつ!)があり、天井からよくわかんない大きなフサフサが垂れ下がっている、全体的に朱色っぽい中国風の作りです。
パーティションで区切られていくつかテーブル席があるのですが、このご時世でもお客はゼロというわけではなく、宴会風に盛り上がっているテーブルもあります。
(おいおい、夜間の外出控えるんじゃないのかよ…)という思いと
(ちゃんとお客がいて良かった…)という思いが交錯します。
店員の男の子が睨みつけてくる…
(うわ~~めちゃめちゃ場違いだぞ~~)
でも、もはや引き下がれません!
そこで私の言ったセリフ。
「あの~~持ち帰り出来ますか?」
まずは賄賂だ!
(続く!)