第４部　そうだ、終活しよっ♪ 第６回　遺書を書いてみてわかったこと！

こんにちは！一笑仏工房の中の人、あんどぅ☆ななせです( ^ω^ )

 

これを書いているのは2020年4月28日。まだまだ新型コロナの影響で緊急事態宣言の真っ最中です。
とは言え、私の周りはスーパーが混雑しているぐらいで、毎日平穏に過ぎて行きます…。
春のうららかな陽気の下、子供達は楽しそうに遊んでいるし、私もいつも以上にのんびりぬぼーっと過ごす日々。
「自分が感染して死ぬかもしれない」とは、本当のところ、あまり実感としては感じられていないです…。
でも戦後生まれで平和ボケの私の人生の中で、一番「死」との距離が近い日々だとは言えると思います。
そこで今回は「７日後に死ぬヒト」という設定を自分に課し、遺書を書いてみることにしました！



 

でも遺書って、書く相手によっても変わるだろうし、コラムに掲載して人に読まれる前提で書いたら本当の遺書にならない気がしますよね。
家族宛の遺書は家族が読むものだし…。
そこで今回は書く相手を「コラムの読者様」としました！
皆様に私の遺書を託します。どうぞ受け取って下さい！

 

-----------------------------------------

コラムの読者様へ
今まで、私みたいな態度が悪くて口も悪い、欠点だらけの人間のコラムを読んでいただきありがとうございました。
一瞬でも私と同じ時代を生きてくれてありがとうございました。
誰が何と言おうと、あなた達は優しく素晴らしい人たちです。
なんてったって、私みたいな人のコラムを読んでくれるんですから。
私はお先にこの世のゲームから退場しますが、皆様には命ある限りこのクソゲーを楽しんで欲しいなと思います。
あ、またワルい言い回しになっちゃいましたね（笑）
だから嫌われるんですよね～～。でも私、このクソゲーで楽しく遊んで幸せでした。
ありがとう。みんな大好きです。
地獄で待ってるぜ！See u！

-----------------------------------------

 

 

すみませんすみません！！
真面目に真剣に書いているんですよ！！！
でもなんでこうなっちゃうかな～～～(ノ_＜)

 

 

 

 

ところで、昨年中止に追い込まれて話題になった愛知トリエンナーレでは、10分の時間制限で書く遺書を一般に募集して、「TypeTrace」というソフトによって遺書執筆のプロセスを再現する、という展示がありました。どの言葉により時間がかかったのか、どう削除したのかなど、遺書を打ち込んだときの打ち込み方を再現しながら文章が表示されていく、という内容です。

 

面白そうなので、今度は家族あての遺書をTypeTraceで書いてみようかな！
コラムで読まれる前提なのでちょっと違うかもしれませんけど、真剣に真剣に…

 


 

 

-----------------------------------------

子供達とはにおさんへ
今まで、私みたいな欠点だらけの奥さん、ママに優しくしてくれてありがとう。
私と一緒に生きてくれてありがとう。
誰がなんと言おうと、みんなは優しくて素晴らしい人たちです。
私が先に行ってしまい、寂しい思いをさせてごめんなさい。
でも遅かれ早かれ人はみんな死にます。その時がいつかはわかりませんが、それまでは粘り強く美しく生きていって欲しいです。
みんなと一緒に生きられて、幸せでした。
ありがとう。元気でね。

-----------------------------------------

 

 

 

ちょっ…！！
書く相手によってこんなに変わるもんでしょうか（笑）
自分でもびっくりです！！
自分が書いているというよりは、相手によって書かされている部分がありそうですね。
面白いです！！

 

 

 

 

遺書を用意しておくことは、遺族とのコミュニケーションやグリーフケアとしても非常に役立つ場合があるそうですよ！
遺された人を思えば、用意しておくに越したことは無さそうですね！
ぜひトライしてみてください～＼(^o^)／