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風神雷神が吉原に繰り出した? 小唄で描かれる神仏世界

私・宮澤やすみは日ごろ三味線を弾きながら江戸の小唄を歌っている人間ですが、古い小唄には神仏を歌う曲もございます。

といっても、その内容はじつにふざけたものでして、「風神雷神」という歌なんかは、
俵屋宗達の描いた風神雷神が絵から抜け出し、吉原に繰り出して遊びつづけて夜を明かし・・・という、
じつにナンセンスな滑稽歌になってます(興味ある人は下の動画で)。


仏像だとこんなイメージ(イスム仏像より)

ほかの小唄もおしなべてこんな調子。
江戸の庶民にとって、神仏は暮らしになじんだキャラクター。ギャグの対象といいますか、マンガのキャラのような存在だったようです。

年に一度、私の弟子一門総出で開かれる演奏会があります。
場所は東京の花街、神楽坂。
お寺のお座敷で、舞踊を交えて楽しくやります。
今年は10月28日(土)の午後3時。

【宮澤やすみ一門会「小唄 in 神楽坂」】
http://www.yasumimiyazawa.com/kouta.html

今回はこの「風神雷神」を舞踊付きで披露します!
解説トークもあって、ゆるりと楽しめるので、ぜひお越しください。


初心者が対象なので、気軽にどうぞ!

宮澤やすみの音楽活動(公式サイトより)
http://www.yasumimiyazawa.com/music.html

小唄「風神雷神」の弾き歌い(ほかの曲を交えて編集しています)