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ベルギー・ゲント 教会に残されたヘンな彫刻

ヨーロッパ4都市演奏ツアー。オフ日のお寺めぐり(教会めぐり)。
前回は、ベルギー・ゲントの聖バーフ教会にある祭壇画「神秘の子羊」を紹介しましたが、やっぱり仏像ファンなら彫刻はどこ?と思ってしまいますよね。

聖バーフのすぐ近くにある、聖ミハイル教会に、古い彫刻がありました。

(写真:聖ミハイル持ち送り彫刻.jpg)
(キャプション:聖ミハイル教会14世紀の「持ち送り」彫刻)

教会建築では、屋根などの構造物を支える台のようなものを、柱や壁の途中に作りますが、これを「持ち送り(corbel)」いいます。

そこに、たいていは怪物とかおぞましい顔の彫刻をあしらう例が多いです。魔除けのような意味合いがあるのでしょうか。

聖ミハイル教会の場合は、男女のにやけた顔が並んでます。はいコレ、右の頭巾をかぶった顔は女性なんだそうです。
左の男性の顔、口をひねってにやけていますね。とてもワルそうです。
13世紀から14世紀にさかのぼる、初期ゴシック期のものだそうですが、今では上記のものとこちら↓の2点しか残っていません。


こちらは女性。口から植物文様があしらわれます

ほかにも、このエリアは、コーレン・マルクト(中央広場)から古い建築と教会がひしめきあい、ちょっと夢のなかにいるような、おとぎ話の世界にいるような気持にさせられます。
水運の重要拠点として機能した、ゲントの街の繁栄を今に伝えています。
むずかしい話は抜きにしても、写真を見れば伝わるんじゃないでしょうか。
ヨーロッパ旅行が好きな人にはぜひおすすめしたい街のひとつです。


動画より:正面は聖ニコラス教会。画面右端奥が聖バーフ教会


動画より:振り向くと、重厚な聖ミハイル教会とレイエ川

みわたす限りこんな光景で、写真には収まらないので動画をどうぞ!

●広場から聖ニコラス、鐘楼、聖バーフ、聖ミハイル(37秒)


●聖ニコラス教会の中、パイプオルガンの練習中(49秒)


●聖ミハイル橋からレイエ川を望む(33秒)


●聖ミハイル大聖堂の中(23秒)


(お詫びと訂正)
前回記事で、聖ミハイル教会の画像を聖バーフ教会のものとして掲載してしまいました。訂正いたします(すごく似ていたもので、大変スミマセン)。


今回のツアーは、無声映画を弁士の語りと楽士の生演奏とともに上演する活弁上演でした。
活動写真弁士・片岡一郎を筆頭に、ピアノ:上屋安由美、太鼓:田中まさよし、三味線に私・宮澤やすみという4名による「映楽四重奏 The Filmquartet」というグループ名で出演。
ベルギー、ドイツの4都市を回りました。
参考:
【ダイジェスト動画「活弁」活動写真の上演:映楽四重奏ヨーロッパツアーより】
https://www.youtube.com/watch?v=iFzsrX3dlVY
(前回2017年ツアーのダイジェストです)