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荼枳尼天

神通力を持って人の死期を悟り心臓を食う夜叉。日本では稲荷神とされる

荼枳尼天(だきにてん)とは?

古代インドでのダーキニーという、人の死期を6ヶ月前から予知し人肉を食べる女夜叉が前身とされています。最初は豊穣を司る女神でしたが、性や愛欲を司る神となりそして夜叉へと変わっていきました。仏教に取り入れられてからは大日如来の説法を受けて善神となり、臨終を待って死者の心臓のみ食べることを許されました。

 

日本では荼枳尼天が乗る霊孤を日本古来の神・稲荷神の使いの狐と結びつけ、稲荷神と同一視されるようになりました。そのことから開運出世、商売繁盛、福財をもたらす神様として人気を集め信仰が広まっていったといいます。また人の魂を食う代わりに欲望を叶えるといわれ、相手に災いが及ぶように祈祷する呪詛修法に利用されました。織田信長や徳川家康は天下統一のために荼枳尼天を信仰したされています。ちなみに、関東周辺に稲荷神社が多いのは、徳川家康が天下平定の恩に報いる為に江戸の周辺に多くの稲荷神社を寄進したためだといわれています。

ご利益

開運出世、商売繁盛、福財をもたらすといわれています。

荼枳尼天(だきにてん)の像容

中国風の衣装を着て白狐に乗り宝剣を持つもので表されることが多いです。

荼枳尼天(だきにてん)の真言

ナウマク・サマンダ・ボダナン・キリカ・ソワカ