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迦楼羅

一切の悪を食い尽くす、天駆ける聖なる鳥の化身

迦楼羅(かるら)とは?

インド神話に登場する炎に包まれた聖なる鳥・ガルダが前身とされています。ガルダは鳥類の王で、口から火を吹き毒蛇(龍)を食べます。また神様の乗り物とされていました。

 

仏教では、毒蛇族の奴隷となった母親を救うために神と争い不老不死の飲み物を手に入れ、みごと母親を救い出したとされています。また密教では人々を救うために梵天が姿を変えたものとされ、または文殊菩薩の化身ともされています。日本では天狗のモデルとなっています。ちなみに不動明王像の背後の光背は炎の形をしていますが、これは迦楼羅炎といい迦楼羅の吐く炎を表しています。

ご利益

仏教において毒蛇は雨風を起こす悪龍とされ煩悩の象徴といわれることから、一切の悪を食い尽くすありがたい鳥として信仰されています。悪しきものを食いつくすその性格から奇病を退け、延命の功徳があるともいわれています。さらに雨乞いや雨を止めさせるご利益もあります。

迦楼羅(かるら)の像容

鳥の顔と人間の体を持つ半鳥人として表されることが多く、翼があったり蛇を踏みつけたりする姿の像容もあります。

有名寺院と像

・奈良県:興福寺
・福島県:恵隆寺
・京都:妙法院三十三間堂(蓮華王院)

迦楼羅(かるら)の真言

オン・ガルダヤ・ソワカ