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摩利支天

陽炎や日の光が神格化したもの。武士や忍者から信仰を集める護身の神

摩利支天(まりしてん)とは?

古代インド神話の暁の女神・ウシャスが起源で、陽炎や日の光が神格化された神です。自在の神通力を持つとされています。そのため、姿は見えなくても常に身近で陽炎の如く人々を護る護身の神として人々から信仰を集めました。

 

日本では昔から忍者や武士・力士らの必勝祈願の神としても信仰され、戦が始まると武士は摩利支天像をお守りとして携帯したとされています。戦う者が人知れず拝むという点から携帯用に小さく造られるのが一般的です。

ご利益

護身除災、旅行安全、財福授与、武徳守護のご利益があると言われています。

摩利支天(まりしてん)の像容

もとは女神のため天女姿です。猪に乗っており、腕が6本で3面の顔の男神像が多いです。

有名寺院と像

・京都:聖沢院
・東京:玄静院

摩利支天(まりしてん)の真言

オン マリシ エイ ソワカ