
仏像と音楽-大仏開眼で奏された曲「陪臚」
前回記事で仏像と音楽のつながりを紹介しました。今回もその続きで。 誰でも知ってる奈良東大寺の大仏ですが、その開眼供養で演奏された曲ってご存知ですか? 奈良時代の東大寺の大仏開眼供養は、海外からの賓客も多く集まって盛大に行 …続きを読む

前回記事で仏像と音楽のつながりを紹介しました。今回もその続きで。 誰でも知ってる奈良東大寺の大仏ですが、その開眼供養で演奏された曲ってご存知ですか? 奈良時代の東大寺の大仏開眼供養は、海外からの賓客も多く集まって盛大に行 …続きを読む
「さとり」を体感したところで、自我は消えない。 思考も、感情も、体感も、これまで通り、あまりにもふつうに起こってきます。 でも、それらを、「自分の所有物」とは感じなくなるんです。 「さとり」を体感すると、普段、自分が自分 …続きを読む
”「なんで、天子は南面するんだろう?」というギモン……” 神仏研究家・音楽家の宮澤やすみが、仏像とその周辺をブツブツ語る連載エッセイ。 こんにちは。アルバム『シャミセン・ディストピア』MV(ミュージック・ビデオ)を作って …続きを読む
”石山寺-醍醐寺-東大寺は、この時代、同じ密教流派による「真言密教トライアングル」を形成していた……” 神仏研究家・音楽家の宮澤やすみが、仏像とその周辺をブツブツ語る連載エッセイ。 こんにちは。宮澤やすみです。 ここ数回 …続きを読む
前回に続いて、都心に開館した「半蔵門ミュージアム」でのことです。 運慶作とされる大日如来がメインで、胎内納入品から玉眼の話になりました。 大日如来を眺める水野敬三郎館長 目に水晶をはめ込んで、リアルさを演出する「玉眼」の …続きを読む
ここ数回の連載で仏像と音楽のつながりを書いていますが、いろいろ調べると興味深いもので。 仏像が持つ楽器というと、弁才天の琵琶なんかがすぐ思い起こされますが、それに並んでよく登場するのが太鼓です。 叩けば誰でも音が出せる太 …続きを読む
一切の苦しみの消え去った「涅槃」の世界に行きたい……! その一心で、私は、数年間、一日も欠かすことなく坐禅を続けました。 坐禅は、とても「良い」もので …続きを読む
答えがない……。 「さとり」を探求している間、私は、ずっとこの思いに苦しめられていたように感じます。 いまなら苦しみの原因がはっきりわかります。 ほかでもない、その「答え」をつかもう、定めようという態度こそが、私を苦しめ …続きを読む
「さとり迷子」とも呼ぶべき状態に置かれていた私は、あるとき、仕事の一環で、浄土系仏教に関する図書を収集することになりました。 その中の一冊に、浄土宗開祖 法然さんのご臨終のシーンが描かれた本がありました。 その内容に、私 …続きを読む