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第3部 幸せって何だか、わかったよ 第2回 心の闇

こんにちは!一笑仏工房の中の人、あんどぅ☆ななせです( ^ω^ )
今回も「幸せって何だか、わかったよ」の話の続きなんですが、HIKIPOSからちょっと離れまして…私自身の話をしようと思います。
突然ですが、私には二人の息子がいます。現在6歳と4歳。ウンコの話が大好きなおバカ男子真っ最中です!






例えば、歌はなんでもウンコの替え歌にします。最近子供から大人まで大人気の「パプリカ」さえも、

「パプリーカーはながさいたーらー
 はーれたそらにうんこまこう♪」


って大声で歌ってます。
やめなさい、臭いから。もう~っ!素敵な歌が台無しっ!

「クレヨンしんちゃん」の喋り方を真似しながらお尻フリフリするし、「おしりたんてい」も大好きです!








嗚呼…おバカ男子どもよ…













子供って、なんでこんなに毎日楽しそうなんでしょうね。
もちろん、些細なことですぐ泣くし、プンスカしますけど。ちょっと時間があればすぐハイテンションで走り回ってお尻フリフリしてます(笑)
多分、将来がまだ未知数で、「大きくなったら◯◯になれるかも~」みたいな希望が潜在意識にあって、かつ生活のために仕事しなくてもいいからですかね。
あと、色々と思い悩むような人間社会の枠組み(妄想)が、まだ頭に入って来ていないからですかね…。

私の子供時代はどうだったかと言うと…。
思い出すのは、くら~い小学校・中学校時代。
「ネクラ」と言われ、給食の班分けのときにはクラスの女子どもに「竹村さん(旧姓は竹村でした)暗いからやだ~」とヒソヒソ話されました。
「日出づる処の天子」という山岸涼子の漫画が大好きで(もちろん誰にも通じない)、孤独な超能力者の主人公に憧れていました。
あ、私の仏像好きはこの「日出づる処の天子」がルーツかもしれません。山岸涼子さんの絵は、仏画のように美しいんですよ!!
そして、私の中の「人間を救わない冷たい仏」と言うイメージも、この漫画から作られた気がします。
なんて罪深い漫画よ!でも、人生までも左右する、それが芸術!


あ、話を戻しますと、そんな風に私は自分の子供時代のことを思っていたのですが…。
ある日、最近終活をしているらしい両親から、クラウド上の写真共有で写真が送られて来ました。
現在72歳の両親ですが、昔からパソコンやネットに強い人たちなんです。
実家にある紙ベースの家族写真を、ネット上に取り込んだんですね。
それで見た、私の幼い頃の写真に、驚きました。





真ん中に写っているのが私です…一緒に写っているのは姉と祖父母なんですが…

嘘やん!めっちゃ可愛くないですか!?
このあどけない女の子が、暗~い妄想に浸っているネクラ女になるなんて、誰が想像できるでしょうか!?





私にもあったんだ…幸せな子供時代というものが…思い悩むことの無い人生というものが…






Q:私は子供の頃からいつも冷めています。なぜ私はこんな心に闇を抱えた人間になってしまったのでしょうか。いつも死にたい気持ちです。
A:冷めていてもいいんですよ。それに、心の底にあるのは闇ではなく、光です。あなたも赤ちゃんの頃は明るかったんですよ。生まれつき暗い赤ちゃんっていないんです。ただその光がだんだんと覆われてしまったんです。


hasunohaという、お坊さんが悩み相談に回答してくれるサイトで以前見かけたやり取りです。オリジナルがうまく検索できなくて、うろ覚えなんですが…。



「心の底にあるのは闇ではなく、光です」



何の根拠も無い言葉ですけど、そんなにハッキリ肯定されると、涙が出て来ますね。
いつから人間は不幸になってしまうのか。
今度死にそうになったら、この写真を自分に見せてやりたいです(笑)



(続く)