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第3部 幸せって何だか、わかったよ 番外編 「帰ってきたアップデートする仏教」に参加して来ました!「瞑想に大事な心構え」と「地獄のにおいを思い出した」とは…(1)
こんにちは!一笑仏工房の中の人、あんどぅ☆ななせです( ^ω^ )
今回はまた一旦「幸せって何だか、わかったよ」に戻りまして、番外編のイベントレポートをお届け致します~!
先日の2020年1月23日、目黒不動尊にて行われた「帰ってきたアップデートする仏教」という…何て言えばいいんですかね…瞑想と対談会?に参加して来ました!
そう、「アップデートする仏教」と言えば!あの!藤田一照さんと山下良道さんのお二方でございますよ~!
細かいイベントの内容というよりは、仏教界の部外者であるわたくしが思い切って参加してみたことで感じたり発見したりしたことを率直にレポートしていきたいと思います!
アメリカ帰りの藤田一照さんとビルマ帰りの山下良道さんの対談本「アップデートする仏教」は2013年に初版が出版されて以来、旧態依然たる日本仏教会に旋風を巻き起こして来ました。多分。日本仏教界よう知らんけどそんな気する。
「アップデートする仏教」で提唱されたのが、仏教3.0。
めちゃめちゃざっくり説明すると、日本の旧態依然とした仏教界が仏教1.0だとすると、東南アジアからアメリカに伝わり更に日本にも広められた海外仏教が仏教2.0、それらを統合して原点に帰ろうというのが仏教3.0、というわけです。誤読してたらすみません!
つまり私みたいのが仏教3.0に惹きつけられている典型的な輩なんですけども、
まず日本の仏教1.0が葬式仏教になってしまって人生の悩みに何も答えてくれない
→東南アジアの上座部仏教僧が書いたわかりやすい仏教書にハマって仏教2.0の世界に飛びつき、マインドフルネスに取り組むようになる
→でもどうもマインドフルネスというのはなかなか上手くいかなくて更に模索する
→仏教3.0に合流、というわけ。
そんな中、仏教3.0旋風の中心にいるカリスマ僧侶であるお二人のイベントです。と言っても超珍しいというわけではなく割とたびたび開催されているようなのですが、なかなか実際に参加するのって敷居が高いじゃないですか!
なんせわたくしコミュ障で貧困で引きこもりなので、こっそり本読んで「面白い~面白すぎる~~」と悶絶しても、実際に会ったり瞑想会に行くなんて怖すぎますもん。
しかし!最近段々と「怖い」よりも「面白い人が生きているうちに会いたい!」という思いの方が勝つようになってきました。
というのも、私が幸せを感じる瞬間って、「ああ、この人ってなんて面白いんだろう…!」って心がトキメいて興奮するときだったりするんですよね。
だから芸人さんや職人さんが大好き♪
そう!面白い人が生きているうちに会いたい!会いたい人に会いに行けるってなんて幸せなの~!!
ま、まぁ相手はカリスマなので、「会う」というよりは一方的に「目撃する」ということなんですけども…。
と言うわけで、やって来ました目黒不動尊。正式には瀧泉寺さんです。
お隣の五百羅漢寺さんは、昨今の向源とか様々なカジュアル仏教イベントの会場になっていますよね。
瀧泉寺さんの立派な仁王門を通って書院という建物に入ると…受付からめちゃめちゃお坊さん濃度高いです!!
ドキドキ。
受付で参加費を払います。ちなみに10000円でした!
お寺のイベントは「お気持ち」と称して参加費がよくわからないことも多いですが、さすがアメリカナイズ。「参加費10000円」ときっちり言ってくれるので助かります(・∀・)
そして中に入り、うわ~~周りの人みんな慣れている人なんだろうな~~とドキドキしつつ、目立たないようにこっそり座布団に座りました。
周りの人と親しくなろうなんて気は一切持つべからず!
サイの角のようにただ独り歩め!
誰とも親しくなれなくて寂しいとか思いたくないもんっ!
集まったのは20人ぐらいでしょうか。
何割かはお坊さん、あと何割かは普段から瞑想会に行っているような玄人っぽい雰囲気の方達。
私が一番シロウトっぽかったです!
でもね、おそらく藤田一照さんも山下良道さんも、私みたいな仏教界の部外者で瞑想シロウトの一般人に一番来て欲しいと思うんですよね!
内輪なお寺の世界だけじゃなくて、私みたいな外部の人に来て欲しいでしょ!?
私は求められているのだー!自信持って参加すればいいのだ!
最初に、瀧泉寺の副住職さんが参加者を引き連れて境内を観光ツアーのように案内してくれました。
本堂に入り、不動明王の御前立ちの前で少しお話があり、最後に「それでは般若心経を唱えて奉納しましょう」となりました。
ほえ?と思っているとなんと!周りの人がみんな手を合わせて超早口で般若心経を唱えている…だとーっ!?
なんでみんな唱えられるの!?!?レベル高すぎじゃないですか!?!?
こっそり山下良道さんを盗み見ると、やはり唱えている…
うーむ、お坊さんなら最低限の教養ということなのでしょうか。
そんな中、「わたし一般人だから唱えられないもーん。テヘッ」という顔で無言の主張をする私。なに変な見栄を張っているんだー!
そして再び書院に戻って藤田一照さんの導入話があり、いよいよ山下良道さんの瞑想ワークショップです!
部屋を暗くして20人ほどの人が一緒に瞑想をする…初めての体験!
私、眠くなってしまいましたが(笑)
山下良道さんリードの瞑想を体験出来て、一人で試行錯誤しているのとは違う発見がありました。
後半は藤田一照さんと山下良道さんの対談があり、終了。13時半から20時という長丁場にも関わらずあっという間でした。
作務衣というあまり宗教色の強くない服装で、カジュアルにアインシュタインの話とかしている一照さん。
この世界の不可思議と明るく楽しく対話しながら生きているんだな~!と見ていて感動する佇まいでした。
対する山下良道さんは、南方仏教の僧侶の格好という、宗教的な記号をまとった人でありながら、話している内容は人間共通の真理であって宗教ではない…でも宗教的な記号が必要な方なんだよなぁ…なんて思いながら見ておりました。
対照的でありながら、漫才コンビのように仲良く話をするお二人。
瞑想も対談も、ものすごく面白かったんですが、一番言っておきたいことは…
藤田一照さんのこと、デブおやじみたいな想像しててごめんなさい!
なぜか私、藤田一照さんのことを焼肉食べて酒飲みながら話している俗物みたいに思っていたんですよね…
藤田一照さんのPodcastで焼肉食べて酒飲みながら話している回があったからかしらん。
実際にお会いしたら、めっちゃスリムで明るく爽やかな雰囲気の方でした。ほんとすみません!
ついでに言うとアメリカ帰りってんで権威に弱いバカ共に崇められてカリスマみたいになっているだけなんじゃ?とかちょっぴり思っててすみません!
そんなレベルのお方じゃありませんでした!
あと心に残ったのは「瞑想の心構え」と「地獄のにおい」の話でした。
自分の瞑想って出来てるのか出来てないのか?
ついつい判断しようとしてしまいますよね。
それについて質問してみたことと、山下良道さんが言っていた「地獄のにおい」というフレーズでふっと考えてしまったことがあるんですが…
次回に続きます!
今回はまた一旦「幸せって何だか、わかったよ」に戻りまして、番外編のイベントレポートをお届け致します~!
先日の2020年1月23日、目黒不動尊にて行われた「帰ってきたアップデートする仏教」という…何て言えばいいんですかね…瞑想と対談会?に参加して来ました!
そう、「アップデートする仏教」と言えば!あの!藤田一照さんと山下良道さんのお二方でございますよ~!
細かいイベントの内容というよりは、仏教界の部外者であるわたくしが思い切って参加してみたことで感じたり発見したりしたことを率直にレポートしていきたいと思います!
アメリカ帰りの藤田一照さんとビルマ帰りの山下良道さんの対談本「アップデートする仏教」は2013年に初版が出版されて以来、旧態依然たる日本仏教会に旋風を巻き起こして来ました。多分。日本仏教界よう知らんけどそんな気する。
「アップデートする仏教」で提唱されたのが、仏教3.0。
めちゃめちゃざっくり説明すると、日本の旧態依然とした仏教界が仏教1.0だとすると、東南アジアからアメリカに伝わり更に日本にも広められた海外仏教が仏教2.0、それらを統合して原点に帰ろうというのが仏教3.0、というわけです。誤読してたらすみません!
つまり私みたいのが仏教3.0に惹きつけられている典型的な輩なんですけども、
まず日本の仏教1.0が葬式仏教になってしまって人生の悩みに何も答えてくれない
→東南アジアの上座部仏教僧が書いたわかりやすい仏教書にハマって仏教2.0の世界に飛びつき、マインドフルネスに取り組むようになる
→でもどうもマインドフルネスというのはなかなか上手くいかなくて更に模索する
→仏教3.0に合流、というわけ。
そんな中、仏教3.0旋風の中心にいるカリスマ僧侶であるお二人のイベントです。と言っても超珍しいというわけではなく割とたびたび開催されているようなのですが、なかなか実際に参加するのって敷居が高いじゃないですか!
なんせわたくしコミュ障で貧困で引きこもりなので、こっそり本読んで「面白い~面白すぎる~~」と悶絶しても、実際に会ったり瞑想会に行くなんて怖すぎますもん。
しかし!最近段々と「怖い」よりも「面白い人が生きているうちに会いたい!」という思いの方が勝つようになってきました。
というのも、私が幸せを感じる瞬間って、「ああ、この人ってなんて面白いんだろう…!」って心がトキメいて興奮するときだったりするんですよね。
だから芸人さんや職人さんが大好き♪
そう!面白い人が生きているうちに会いたい!会いたい人に会いに行けるってなんて幸せなの~!!
ま、まぁ相手はカリスマなので、「会う」というよりは一方的に「目撃する」ということなんですけども…。
と言うわけで、やって来ました目黒不動尊。正式には瀧泉寺さんです。
お隣の五百羅漢寺さんは、昨今の向源とか様々なカジュアル仏教イベントの会場になっていますよね。
瀧泉寺さんの立派な仁王門を通って書院という建物に入ると…受付からめちゃめちゃお坊さん濃度高いです!!
ドキドキ。
受付で参加費を払います。ちなみに10000円でした!
お寺のイベントは「お気持ち」と称して参加費がよくわからないことも多いですが、さすがアメリカナイズ。「参加費10000円」ときっちり言ってくれるので助かります(・∀・)
そして中に入り、うわ~~周りの人みんな慣れている人なんだろうな~~とドキドキしつつ、目立たないようにこっそり座布団に座りました。
周りの人と親しくなろうなんて気は一切持つべからず!
サイの角のようにただ独り歩め!
誰とも親しくなれなくて寂しいとか思いたくないもんっ!
集まったのは20人ぐらいでしょうか。
何割かはお坊さん、あと何割かは普段から瞑想会に行っているような玄人っぽい雰囲気の方達。
私が一番シロウトっぽかったです!
でもね、おそらく藤田一照さんも山下良道さんも、私みたいな仏教界の部外者で瞑想シロウトの一般人に一番来て欲しいと思うんですよね!
内輪なお寺の世界だけじゃなくて、私みたいな外部の人に来て欲しいでしょ!?
私は求められているのだー!自信持って参加すればいいのだ!
最初に、瀧泉寺の副住職さんが参加者を引き連れて境内を観光ツアーのように案内してくれました。
本堂に入り、不動明王の御前立ちの前で少しお話があり、最後に「それでは般若心経を唱えて奉納しましょう」となりました。
ほえ?と思っているとなんと!周りの人がみんな手を合わせて超早口で般若心経を唱えている…だとーっ!?
なんでみんな唱えられるの!?!?レベル高すぎじゃないですか!?!?
こっそり山下良道さんを盗み見ると、やはり唱えている…
うーむ、お坊さんなら最低限の教養ということなのでしょうか。
そんな中、「わたし一般人だから唱えられないもーん。テヘッ」という顔で無言の主張をする私。なに変な見栄を張っているんだー!
そして再び書院に戻って藤田一照さんの導入話があり、いよいよ山下良道さんの瞑想ワークショップです!
部屋を暗くして20人ほどの人が一緒に瞑想をする…初めての体験!
私、眠くなってしまいましたが(笑)
山下良道さんリードの瞑想を体験出来て、一人で試行錯誤しているのとは違う発見がありました。
後半は藤田一照さんと山下良道さんの対談があり、終了。13時半から20時という長丁場にも関わらずあっという間でした。
作務衣というあまり宗教色の強くない服装で、カジュアルにアインシュタインの話とかしている一照さん。
この世界の不可思議と明るく楽しく対話しながら生きているんだな~!と見ていて感動する佇まいでした。
対する山下良道さんは、南方仏教の僧侶の格好という、宗教的な記号をまとった人でありながら、話している内容は人間共通の真理であって宗教ではない…でも宗教的な記号が必要な方なんだよなぁ…なんて思いながら見ておりました。
対照的でありながら、漫才コンビのように仲良く話をするお二人。
瞑想も対談も、ものすごく面白かったんですが、一番言っておきたいことは…
藤田一照さんのこと、デブおやじみたいな想像しててごめんなさい!
なぜか私、藤田一照さんのことを焼肉食べて酒飲みながら話している俗物みたいに思っていたんですよね…
藤田一照さんのPodcastで焼肉食べて酒飲みながら話している回があったからかしらん。
実際にお会いしたら、めっちゃスリムで明るく爽やかな雰囲気の方でした。ほんとすみません!
ついでに言うとアメリカ帰りってんで権威に弱いバカ共に崇められてカリスマみたいになっているだけなんじゃ?とかちょっぴり思っててすみません!
そんなレベルのお方じゃありませんでした!
あと心に残ったのは「瞑想の心構え」と「地獄のにおい」の話でした。
自分の瞑想って出来てるのか出来てないのか?
ついつい判断しようとしてしまいますよね。
それについて質問してみたことと、山下良道さんが言っていた「地獄のにおい」というフレーズでふっと考えてしまったことがあるんですが…
次回に続きます!