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第三部 連載51回目(最終回) さとりへの道はない。さとりこそが道だから。




みなさん、こんにちは!

一年間、毎週たのしく連載させていただいていた、

この「小出遥子のさとり探究記」。

今回、ついに最終回となります。

ということで、最後の最後に「総まとめ」的な記事を書いていきます。

どうかお付き合いくださいませ。



この連載、とくに第三部が始まってからは、

「さとり」の世界を、いかに日常の中で味わっていくか、

いかに自分の心身まるごとで、直に「さとり」を体感していくか、

そのあたりに焦点をしぼってお話を進めてきました。



その中で、私は、とくに、「瞑想」のような手法を使って、

「さとり」を体感していく道を、みなさんにお伝えしてきました。

これが、いちばんダイレクトに「さとり」を理解する道だと思ったからです。



しかし、最後にお伝えしたいのは、「さとり」を体感する道は、

なにも、ここで書いてきたようなものだけではない、ということです。



瞑想もそうだし、ヨガもそう。

スポーツも、料理も、子育ても、仕事も、ぜんぶそう。

はっきり言って、道は無数にあるのです。

なぜなら、「さとり」は、そのまま世界のすべて、宇宙のすべてだからです。



ベトナム人禅僧、ティク・ナット・ハン氏が、こんなことをおっしゃっています。

「ニルヴァーナ(涅槃)への道はない。ニルヴァーナこそが道だから」

この「ニルヴァーナ(涅槃)」は、そのまま「さとり」ということばに置き換えられます。

「さとりへの道はない。さとりこそが道だから」



「さとり」は決して遠い世界のお話じゃない。

いつだって「いま・ここ・自分」とともにある世界。

それこそが「さとり」なのだ、と……。



そんなことを、ただ、繰り返し話しつづけてきた「小出遥子のさとり探究記」。

おたのしみいただけたでしょうか?



かなり抽象度の高いテーマだったので、私自身、途中で何度もくじけそうになりましたが、

こうして、無事、一年間の連載を終えることができてホッとしています。

みなさま、ここまでお読みくださって、ほんとうにありがとうございました。



さとり探究に終わりはありません。

旅の途中で、また、どこかでお会いできることをたのしみにしています。

その日まで、どうか、お元気で。



(終わり)



※毎朝6時よりツイキャスにて「ラジオ瞑想」という番組を生配信しています。
 こちらのコラムで書いているような内容(「さとり」を体感する道)を、「瞑想」というかたちでシェアしています。
 登録不要、無料でお聞きいただけます。どなたさまも、お気軽にご参加くださいね。
  ラジオ瞑想
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