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日吉大社の鳥居は目黒不動尊にもあった

びわ湖・大津の旅で訪れた日吉大社。


日吉大社の鳥居はこんな形

創建は非常に古くて、歴史とともに規模と役割が大きくなりました。

1.土地の山の神を祀っていたのが始まり(東本宮)
2.天智天皇によって奈良・三輪山の神が祀られ(西本宮)
3.山の上に延暦寺ができてからは比叡山天台宗の守り神として、
そして平安京の鬼門守護として信仰されることになりました。

こうして、天台宗総本山の延暦寺と一体となってからは、めくるめく神仏習合世界を展開していきます。
後にそれが江戸にも広まるんですけど、東京・赤坂の日枝山王社がこれですね。

名称が、日吉(ひよし)大社とか日枝(ひえ)神社とか山王(さんのう)権現とかあるんですけど、おおまかに言って同じ神社のことです。

この系列の神社は、「山王型」という独特の形をした鳥居が知られます。
記事冒頭の写真がそうです。

この連載で何度も出てきました、東京の目黒不動尊の境内にもこれがあって、前にも写真を載せました。


目黒不動尊境内に復元された山王型鳥居

目黒不動尊は天台宗のお寺ですから、その守護神である日吉大社の鳥居があるんですね。
神仏習合時代のスタイルを、現代に復活させたのが目黒不動尊・瀧泉寺さんです。

そして、目黒不動尊の本堂裏手にある小さな社が、大行事権現という名の神社。

これも比叡山の守り神の一社にあたり、日吉大社の境内にお社があるんです。
今回の旅で、私はここに行ってみたかった!

そのお話は、また次回といたしましょう。毎度引っ張ってゴメンナサイ!

※前記事で載せた写真がなかなか評判良く、SNSでいいねをたくさんいただきました。
この記事下にもいいねボタンがあるので、そちらも押していただけるとありがたく存じます。よろしくお願いいたします!


日吉大社境内摂社・白山宮前にて。巫女さんが清掃奉仕中