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仏像仕事は共同作業

明けましておめでとうございます。
元日の記事は、身内以外は誰も読んでないと思うので(笑)あらためてご挨拶してみました。

今年も皆様にとって良い一年でありますように。

さて、先日お伝えしたように、ひさしぶりの著書出版に向けて準備中です。
タイトルは
『仏像の光と闇』に決定しました!
数年前からやっている早稲田大学の講座と同じタイトルです。

そんなわけで、年越しは赤ペン持って、校正チェックの日々でしたよ。
いや、フリーランスの身の上、年末年始も仕事があるというのはありがたいもんです。そのぶんこのあと休むし(といいつつなんだかんだで休めない)。
内容のチェック作業は先日終えて、あとは写真の確認を詰めます。

出版物に仏像写真を載せるのって、すごく大変なんです。
お寺と版権者(撮影者)のダブルで掲載許可を取らねばならず、原稿を見てもらって、方針に合わなければ許可をもらえない場合も。
費用もけっこうかかるので、単行本の場合はイラストでまとめることがよくあります。

今回、タイトルが「仏像の光と闇」ですからね~
タイトルだけでなんか物騒なイメージに受け取られて、許可もらえないんじゃないかと。
中身は意外とそうでもないというか、真っ当な話になってるんですけどね。

蓋を開けてみれば、今回は、本当にありがたいことに各所の協力がいただけたので、たくさんの写真が載ります。そのぶん間違いがないようにしなければ。
まあ、ベテランの編集さんが付いているので安心なんですけど、任せきりにしてはいけませんので、自分もひきつづきチェックします。
お寺さんに編集さん、版元さん、いろんな人の協力があってはじめて一冊の本ができるわけですね。

そんなギョーカイ話はさておき、
掲載予定の写真のなかから、一枚


浄瑠璃寺・吉祥天 宮澤やすみ撮影

私の「ご開帳ブルース」出だしに歌われる吉祥天さん。ご縁あって自分で撮影させてもらう機会がありました。この吉祥天さんについても、なかなか面白いエピソードがあるんですよね。著書の第1章に収録しました(そこでは全身写真を載せます)。
信仰の面でも深い話があります。

というわけで、もう少しの間がんばるといたします。

(参考)
著書の元になった早稲田大学の講義は1月から新規募集(社会人向け短期講座です)

「仏像の光と闇-基本編-」
 https://www.wuext.waseda.jp/course/detail/44467/

「光と闇の神仏史」
 https://www.wuext.waseda.jp/course/detail/44468/

---おしらせ---

本コラム著者・宮澤やすみ出演
【蓄音機と実演で戦前の小唄を聴く夕べ】
1月15日(日)19:00開演
四谷三丁目・喫茶茶会記

蓄音機レコード収集家で戦前音楽の研究家・成田屋古漫堂さんの人気企画。
意外にも生々しい、蓄音機の音が気持ちいいです。
貴重な戦前の演奏を聴いた後、宮澤の小唄実演で、江戸の音曲の世界を学んで楽しむ夜です。
終わったあとはみんなで飲みましょう。

詳細は↓
https://www.facebook.com/events/360142814547993/