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- 小出遥子のさとり探究記
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第三部 連載34回目 すべてを、ただ、眺めよう!(その3)
大きな大きな丹田の中に、
自分をも含めた世界のすべてが、すっぽりとおさまっている。
自分の中に丹田があるのではなく、
丹田の中に、自分をも含めた世界のすべてが「ただ、ある」。
前回、みなさんには、そんな感覚を味わっていただきました。
今回はその続きです。
大きな大きな丹田の中に、世界のすべてが、すっぽりとおさまっている。
この、「世界」ということばは、そのまま「宇宙」ということばに置き換えていただいても構いません。
大きな大きな丹田の中に、宇宙全体が、すっぽりとおさまっている。
丹田の外に、宇宙はない。
そんな感覚を味わいながら、引き続き、ゆったりとした呼吸を繰り返してみてください。
大きな大きな丹田の中、つまり、大きな大きな宇宙の中には、
瞬間ごとに、さまざまな事象があらわれています。
いろいろな光、いろいろな音、いろいろな匂い、いろいろな味、
いろいろな出来事、いろいろな思い、いろいろな気分……
すべて、ただ、あらわれています。
大きな大きな丹田の中、大きな大きな宇宙の中では、
そのすべてが、完全にゆるされて、存在しています。
すべては、愛されて存在しています。
その事実に、こころとからだをゆったりとゆだねるようにして、
すべてを、ただ、見て、
すべてを、ただ、聞き、
すべてを、ただ、嗅ぎ、
すべてを、ただ、味わい、
すべてを、ただ、感じ、
すべてと、ただ、ともにある……
そんな時間を、過ごしてみてください。
次回へ続きます!
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