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- 小出遥子のさとり探究記
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第三部 連載35回目 すべてを、ただ、眺めよう!(その4)
![](https://www.butuzou-world.com/wp-content/uploads/2019/02/869253d1d18098f02687638bfb255917.jpg)
大きな大きな「丹田」という名の「宇宙」の中に、
さまざまな光、さまざまな色、さまざまなかたち、
さまざまな音、さまざまな匂い、さまざまな味、
さまざまな思考、さまざまな感情、さまざまな体感が、
瞬間ごとにあらわれては、瞬間ごとに消えていきます。
それらすべては、まったく別々のものとして「いまここ」にあらわれ、
まったく別々のものとして「いまここ」に消えていきます。
すべて、ばらばら。
でも、その「ばらばら」は、
完全・完璧な調和をもった「ばらばら」なのです。
果てしなく巨大な、たった「ひとつ」の丹田の中で、
無数の異なったものたちが、
ただただ瞬間ごとに「ばらばら」にあらわれては、
瞬間ごとに「ばらばら」に消えていっている。
「ひとつ」の上で「ばらばら」。
「ばらばら」のままに「ひとつ」。
これこそが、「いのち」そのものの感覚です。
つまりは「さとり」の感覚です。
この感覚を、どうか、忘れずにいてください。
……以上をもちまして、「さとり」を体感するワークの説明を終えたいと思います。
日常のありとあらゆる場面で、このワークを、ぜひ、意識的に繰り返してみてくださいね。
きっと、世界の見え方が変わっていくと思いますよ!
次回へ続きます!
※毎朝6時よりツイキャスにて「ラジオ瞑想」という番組を生配信しています。
こちらのコラムで書いているような内容(「さとり」を体感する道)を、「瞑想」というかたちでシェアしています。
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