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- 小出遥子のさとり探究記
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第三部 連載36回目 「丹田」から「TANDEN」へ
連載28~35回を通して、「さとり」の世界を体感するワークのやり方をお伝えしてきました。
実際に試された方、いかがでしたでしょうか?
「さとり」って、ぜんぜん難しいことじゃないんだな、意外に簡単なんだなと、
そんなふうに感じていただけたのならうれしいです!
そう、「さとり」の世界は、遠く離れた桃源郷なんかじゃないんです。
私たち、ほんとうはいつだって、いまこの瞬間だって、
間違いなく「さとり」を生きているんですよ。
さて、ここからは補足です。
これまで、「さとり」を体感するワークを説明するとき、
「丹田」という表記を用いてきました。
丹田が、私たちのからだの中にある、という意識を持っているときは、
この表記は、まったく問題にはなりません。
しかし、実際に試された方はお分りかと思いますが、
このワークにおいては、最初、
丹田をからだの中にあるものとして感じ、
それから徐々にその範囲を広げていき、
最終的には、
丹田の意識と、宇宙そのものの意識を「ひとつ」のものとして感じていくところまで持っていきます。
からだの内側にあったはずの丹田が、
気がついたときには、からだの外側にまで広がっていき、
最後には、丹田そのものの意識の中に、
普段自分が自分だと思っているものを含めた世界のすべてが、
もっと言えば宇宙のすべてが、
すっぽりと収まってしまう、というイメージです。
ここまで来ると、一般的に言う「丹田」ということばの定義からは、
おそらく、大きく逸脱してくるかと思いますので(笑)
ここから先、私は、あえて、「TANDEN」と、
アルファベット表記を用いたいと考えています。
「丹田」から「TANDEN」へ。
この、「TANDEN」というあたらしい概念をキーワードに、
いかに日常の中で「さとり」を体感して生きていくか、
そのコツを、これからどんどんシェアしていきたいと思っています。
長い長い前置き(笑)にお付き合いくださり、ありがとうございました。
次回以降の連載、どうかご期待ください◎
次回へ続きます!
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