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- 小出遥子のさとり探究記
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第三部 連載37回目 さとったところで自我は消えない!(その1)
みなさん、こんにちは!
これまでこの連載で紹介してきた「さとり」を体感するワーク、日々実践されていますか?
あれは一回やって終わりではなく、日常生活の中で繰り返し実践してこそ、
その深い意味が理解されるタイプのワークですので、
ぜひ、気づいたときにやってみてくださいね。
事前の準備も必要ないし、お金も一円もかかりませんから!(笑)
さて、今回からはもうすこし「深い」話をしていきたいと思います。
日々ワークを実践してくださっている方はすでにお気づきかと思いますが……
実は……
「さとり」を体感したところで、自我が消滅することはない!
のです。
これを聞いてガッカリされた方もいらっしゃるかもしれませんね(笑)。
でも、ざんねんながら、ほんとうのことです。
自我というのは、ふだん、自分が自分だと思っているものを構成するあれやこれやの総称です。
主に「思考」「感情」「体感」の3つが挙げられるかと思います。
「さとった人」は、これらのすべてから完全に解放されて、「透明」な存在になるのだろう。
……そんなふうに思っていらっしゃる方はいませんか?
なにを隠そう、私は、そう思っていました。
でも、何度も言うように、それは勘違いなんです。
「さとり」を体感したところで、自我は消えない。
思考も、感情も、体感も、これまで通り、あまりにもふつうに起こってきます。
でも、それらを、「自分の所有物」とは感じなくなるんです。
いったいどういうことなのでしょう?
次回、詳しく解説しますね!
……と、その前に、「さとり」を体感するワークを繰り返し実践することをお忘れなく!(笑)
次回へ続きます!
※毎朝6時よりツイキャスにて「ラジオ瞑想」という番組を生配信しています。
こちらのコラムで書いているような内容(「さとり」を体感する道)を、「瞑想」というかたちでシェアしています。
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