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- 小出遥子のさとり探究記
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第三部 連載39回目 「肉体」を通して「宇宙」を知る
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みなさん、こんにちは!
「さとり」を体感するワークの実践、進んでいますか?
「さとり」はあたまで「理解」するものではなく、
こころとからだのまるごとで「体感」するものです。
ぜひ、繰り返し、やってみてくださいね。
さて、前回の記事で、
「さとり」を体感すると、普段、自分が自分だと思っているものと、
自分が外側の世界だと思っているものとの間にある「境界線」が溶けてなくなります。
つまり、「内側」と「外側」の区別がなくなり、
「わたしが世界」で、「世界がわたし」という感覚が生まれてきます。
というふうに書きました。
これは、たしかにほんとうのことです。
(「ワーク」を実践されている方は、すでに、この感覚を味わってらっしゃるかと思います。)
しかしながら、前回の記事にもしつこく書いたように、
「わたしが世界」で、「世界がわたし」だからと言って、
肉体の感覚が完全に消失してしまうということは、
決して起こらないのです。
なぜなら、
「わたしが世界」で「世界がわたし」という「さとり」の世界観、宇宙観は、
私たちのからだの中にある「丹田」によって感じられるものだからです。
私たちは、私たちのおへその下にある「丹田」を通して、
世界大、宇宙大にまで広がった「わたし」という意識、
世界そのもの、宇宙そのものとしての「TANDEN」の意識、
つまりは「仏」の意識を味わっているのです。
逆に言えば、ちゃんと肉体の中の「丹田」に意識をおさめることができれば、
肉体を超えた「TANDEN」の世界は、ごくごく自然にひらけてくる、ということなのです。
ことばにすると、やっぱりどうしてもナンセンスなお話に聞こえてしまうのですが、
実際に味わってみれば、すぐに納得ができると思います。
「日々是実践」です。
ぜひ、繰り返し、ワークを実践してみてくださいね。
次回へ続きます!
※毎朝6時よりツイキャスにて「ラジオ瞑想」という番組を生配信しています。
こちらのコラムで書いているような内容(「さとり」を体感する道)を、「瞑想」というかたちでシェアしています。
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