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第三部 連載45回目 「こころ」の新定義(その2)




みなさん、こんにちは!

前回の記事の最後に、



「さとり」を体感するワークにおいては、

「こころ」ということばを、

「思考・感情・感覚の中心点」

を指すものとして使っていきたいと思います。





と書きました。

今回は、その解説をしていきたいと思います。



すべての思考や、感情や、感覚は、

「こころ」を中心として生まれてきます。



「こころ」自体にはたらきはありません。

それは、あくまで、思考・感情・感覚の「中心点」として、

仮に存在していると思ってください。



そして、「こころ」は、ときに、その位置を変えます。

物理的な「あたま」と、物理的な「おなか」の間を行ったり来たりするのです。



「こころ」が「あたま」と「おなか」の間のどの位置にあるかによって、

思考・感情・感覚の「質」は、まったく違ったものになってきます。



「あたま」は「考える」

「おなか」は「感じる」



だから、「こころ」が「あたま」寄りの位置にあるときは、

「思考を考える」「感情を考える」「感覚を考える」

といったようなことが起こります。

(変な日本語ですが、ゆるしてください!)



一方、「こころ」が「おなか」寄りの位置にあるときは、

「思考を感じる」「感情を感じる」「感覚を感じる」

といったようなことが可能になります。



「考える」は不安定ですが、「感じる」は安定しています。



「こころ」が「あたま」寄りの位置にあるとき、

私たちは、なんだかソワソワとして、呼吸が浅くなり、動悸も激しくなり、

見える世界も、暗く、狭くなってしまいます。

そこは、自分ひとりきりの、冷たく、孤独な世界です。



逆に、「こころ」が「おなか」寄りの位置にあるときは、

私たちは、非常にドッシリとして、呼吸も鼓動も安定して、

見える世界も、明るく、広くなっていきます。

ここは、神、仏、宇宙……すべてとのつながりの中にある、

とってもあたたかな世界です。



だから、「おなか」に「こころ」をおさめることが、

なににおいても、いちばん大切なことになってくるのですね。



「こころ」の正位置は、「おなか(丹田)」です。

「おなか(丹田)」に「こころ」がおさまると、

宇宙そのもの、いのちそのものとしての「TANDEN」が見えてきます。



……ということで、「こころ」ということばの定義を解説してみました。

一般的には馴染みのない定義だとは思いますが、ワークを実践していく中で、

あたまではなく、おなかで、このことばの意味を実感していただけるとさいわいです!



次回へ続きます!



※毎朝6時よりツイキャスにて「ラジオ瞑想」という番組を生配信しています。
 こちらのコラムで書いているような内容(「さとり」を体感する道)を、「瞑想」というかたちでシェアしています。
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