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ウミネコパラダイス・蕪島に弁財天がいた(八戸)

前回は恐山の旅でしたが、そのあと南下して八戸・蕪島へ。

ここ、ウミネコの繁殖地として有名で、行ってみたらもうすごいんです。

今では陸続きになっている島に近づくともうミャーミャーとウミネコの大合唱が聞こえます。

写真と動画でその様子をご覧ください!

2010年撮影。ウミネコの声があちこちから

島の頂上に蕪島神社がありまして、その参道から本殿から、手水鉢までウミネコに占拠されていました。

ウミネコだらけの境内

この旅は2010年。翌年に大津波で大きな被害に遭いますが、その後ウミネコが戻ってきて今とあまり変わらない様相らしいです。

ただ、社殿は2015年に全焼。2019年まで修復工事がされていますから、観光で訪れる際はご注意を。

焼失前の本殿

手水鉢でくつろぐウミネコ

さて、この蕪島神社、もともとのご祭神は弁財天だそうです。

ご本尊は八臂(8本腕)のお姿をしていて、ご利益は9種もあるとのこと。

神社のHPから引用:

”手にはそれぞれ弓・刀・斧・羅索・矢・杵・矛・宝珠を持っており財運・厄除け・知恵・音楽・諸芸・交通航海・産業振興・五穀豊饒・富貴の守護神”

弁財天(弁才天)は、元をたどれば、インドの川の神サラスヴァティ—という、仏教の守護神、つまり仏像です。

しかし、ここの尊像は”頭上に鳥居と男神を頂く”(神社HP)とのことですから、これは典型的な「宇賀弁財天」と呼ばれる日本独自の尊像ですね。

この宇賀弁財天、仏像ファンなら押さえておきたい、なかなか重要なキャラなんです。

そして、現在はご祭神の正式表記は弁財天ではなく”市杵嶋姫命(いちきしまひめのみこと)”となっています。なぜでしょうか?

その謎は次回以降ご紹介しますんで、おつきあいください。

最後に、ウミネコのすさまじさが伝わる1分動画をどうぞ。本殿裏から正面まで歩きます。



(参考)

蕪島神社HP

http://kabushima.com/jinjya/

---おしらせ---

宮澤やすみも出演

活動弁士・山内菜々子による活動写真上映

【サイレント映画の夜】

8月13日(月)18:30開場 19:00開演

今再注目されている、サイレント映画。

弁士の語りと三味線の生演奏で、ライブ感たっぷりに上演します。

上演作品

『血と砂』

1922年アメリカ

『大当たり空の円タク』

1932年日本

宮澤やすみの小唄コーナーもあります

●会場 喫茶茶会記(東京・四谷三丁目)

●料金 1800円(1ドリンク付き)

●出演

山内菜々子(活動写真弁士)

宮澤やすみ(三味線)

●詳細

http://gekkasha.modalbeats.com/?eid=955932