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琵琶湖・竹生島の観音さんに会う



この連載でもご紹介した、琵琶湖の竹生島。
弁財天(弁才天)で有名ですが、観音霊場の島でもあります。

と書いたら、ちょうど東京上野の観音ハウスに、竹生島の観音像がいらっしゃってました。
さらに、竹生島宝厳寺のご住職も来京、お話なさるというから行ってきました。


マイクを持って語りかけてるみたいにも見えますね

落ち着いた顔立ちで、体つきはスレンダーながら少し腰をくねらせています。
脚のうごきを表現したポーズは、救済に向かうようすを表しているそうですが、ちょっと踊っているようにも見えて楽しいですね。
指を微妙に曲げる仕草とか、両腕から垂れさがる天衣がひらひらする様子なんかも非常にエレガントで、こちらも品のよい貴族になったような気分になります(気分だけ)。
高級な喫茶室で、ケーキセットにアールグレイティーを付けていただきたくなります(これも気分だけ)。

制作年代は不明ですが、平安後期の、貴族好みの様式でしょうか。


後姿がまたイイ。腰つきや天衣のひらひら感が引き立ちます

この観音さま、現在のご住職が、住職となった最初の年、弁天堂を掃除していたら「バラバラになった仏像がダンボール箱に入っていた」のを見つけたそうです。
それを修復したのがこの観音さん。発見は平成7年のことだそうですが、住職初年の出会いということもあって、思い入れの深い仏像だのだそうです。

竹生島・宝厳寺のお話もうかがいました。
順番からいうと、まず古代からなんらかの聖地であったところに仏教が入り、奈良時代に行基が弁才天を祀ったといわれています。その翌年には観音像が祀られ、さらに宇賀弁財天の信仰が生まれた(この連載でも4つ前の記事で書きました)。
そのほか、本来は島の端の小島が聖地だったとか、興味深い話をたくさん聴けました。

琵琶湖は、信仰の面では大変興味深い地です。とくに竹生島を含む湖北(現在の長浜市)は観音の里。
ぼくもまた観音めぐりに行きたくなりました。


ご住職と。仏像バンドをやってる身としては、竹生島の歌も作りたい!

こちらの動画は、この地域、びわ湖長浜の観音めぐりを歌った、我々The Buttzの曲です。ぜひご覧ください。




長浜の仏像を展示するギャラリーはこちら
【びわ湖長浜KANNON HOUSE】
http://www.nagahama-kannon-house.jp/

---おしらせ---

宮澤やすみ出演
【小唄 in 神楽坂 15周年記念特別会】
10月27日(土)14:30開場 15:00開演

神楽坂の小唄師範・宮澤やすみと弟子一門による年に一度の小唄演奏会。
お寺のお座敷で気軽に楽しめます(椅子席あり)。
15周年記念の今回は、日本舞踊のほか鳴物も入り、華やかで豪華な会になります。
解説トークを交えた初心者向けの気軽な雰囲気でおとどけします。
神楽坂散策のついでにお立ち寄りください!

●会場 神楽坂善国寺(毘沙門天)書院
●料金 前売2000円、当日2500円

●出演
宮澤やすみ(歌、三味線)
弟子一同
吾妻春瑞(舞踊)
冨田慎平(鳴物)

●詳細
http://yasumimiyazawa.com/kouta.html