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もうすぐ国宝・東寺展! モテ男・帝釈天のヒミツ

いよいよ来週3月26日から始まりますね、東寺展。
「こんど京都行くんだけど、仏像見るならどこ?」とよく聞かれるワタクシですが、それはもう東寺で決まりです。


特別展「国宝 東寺-空海と仏像曼荼羅」仏像曼荼羅イメージ 東寺蔵

とくに、講堂の仏像群は、強そうな方からなまめかしく美しい方まで、ずらりと並ぶ密教仏が圧巻なんですよね。
無数の仏を配置した曼荼羅を仏像で表したことから「立体曼荼羅」とも呼ばれます。

今回の展示は、全21体の講堂仏像群から15体の仏像が勢ぞろい。そのうち国宝指定は11体。

お堂だと正面から拝するしかないけど、博物館だから360度あらゆる方向から見ることができるのだそう。

きっとすごい光景になるでしょうね。興奮しすぎて鼻血が出ることと思います。

なかでも主役扱いなのが帝釈天。写真の中央にいるお方です。
仏像ファンの間では「イケメン仏像」の代表として知られ、女性ファンが非常に多いです。公式サイトに写真と解説が出ています。
https://toji2019.jp/highlights/h042-001.html

ぼくの本にも書きましたけど、帝釈天はインド神話の世界ではインドラという名前で登場。
インド最強の神であるインドラさんは、女好きのエピソードもあるそうですよ。
なんでも、インドじゅうの美女と関係をもち、その罰が下って全身に●●●が×××(詳細自粛)ということがあったとかなかったとか……スミマセンくわしくは宮澤やすみ文・絵『仏像にインタビュー』をご覧ください。


宮澤やすみ文・絵『仏像にインタビュー』より。あくまでイメージです!

そんなエピソードもあるインドラこと帝釈天さん。現代の女性ファンをも引き付ける魅力を放っています。
このほか、怖カッコいい明王さんは、筆者の新刊『仏像の光と闇』の表紙を飾ってもらっています。

これらの仏像は、およそ1200年前、平安時代初期の最重要作であり、後の運慶も修復を手掛けたとのこと。
仏像のなかでも個性きわだち歴史的にも大変貴重な仏像が東京に集結。
ぼくも取材に行ってまいりますので、次回以降レポートいたします!

特別展「国宝 東寺-空海と仏像曼荼羅」
2019年3月26日(火)~6月2日(日)
東京国立博物館・平成館にて
詳細は https://toji2019.jp

---おしらせ---

本コラム著者・宮澤やすみ出演

”仏像バンド”宮澤やすみ and The Buttzと行く
【目黒寺社さんぽ&フラワーパーティ】
目黒は江戸の裏鬼門。
謎めく仏像スポット・目黒の秘仏を特別に拝観します。
さらに「花祭り」ならぬ「フラワーパーティ」で仏像ファンの
交流も。ブツトーク&ライブで盛り上がりましょう。

4月6日(土)14時集合
詳細は、

http://yasumimiyazawa.com/buttz/flowerparty.html