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明王

怒りの炎で穢れを焼き尽くす。ほとけ界の熱血担当

明王

明王(みょうおう)とは?

明王とは、密教における最高仏・大日如来の命を受けて仏教の教えに従わない者たちを忿怒の形相で教化しようとする仏たちの総称で、大日如来そのものが変化した仏とも伝えられています。

そんな明王の中でもっとも広く信仰されているのは、大日如来の化身といわれる不動明王です。
邪悪や煩悩を断ち切る宝剣を持ち、背中には煩悩を焼き清める火炎光背を背負っています。
独尊として信仰されるほか、五大明王の中心として祀られることもあります。

その他、人間の煩悩の中でもっとも断つのが困難といわれる愛欲そのものを悟りの心に高めてくれる愛染明王や、様々な病気や災い、苦しみを消し去ってくれる孔雀明王などがあります。
上半身は裸で条帛(じょうはく)というたすき状の布を肩から垂らし、手には様々な武器を持っているのが特徴です。

穢れを焼き尽くす力が信望され、穢れた空間と考えられた便所を清めるために便所の神として安置されることが多い烏枢沙摩明王

明王(みょうおう)の像容

ほとんどの明王は忿怒の形相(怒りの形相)をしており、手にはさまざまな武器をもっており、手や足、顔の数が違う異形の姿である場合がほとんど。

明王全体像