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平野 千里(ひらの せんり)

日本近代木彫界の巨匠「平櫛田中(ひらぐしでんちゅう)」の彩色を担当していた
彩色木彫の第一人者・「平野富山(ひらのふざん)」を父に持つ。
自身は20 歳でイタリアへ留学し、西洋彫刻の技術を学んだ後、帰国。
帰国後は父、平野富山に極彩色の教えを受け、日本の伝統技術である
極彩色技術を今に伝える唯一の彫刻家である。

平野千里 略歴

1948年 東京に生まれる。
1973年 ローマ・アカデミア美術学校彫刻科(ファッツィーニ教室入学)
1988年 第94回太平洋展にて文部大臣奨励賞と会員秀作賞受賞
1989年 第21回日展入選
1990年 第20回日彫展入選、第22回日展入選 第86回大平洋展 大平洋美術会賞受賞
1991年 大平洋美術会会友となる 第21回日彫展奨励賞受賞 第23回日展入選
1992年 第22回日彫展奨励賞受賞 個展(大阪大丸心斎橋)
1993年 第23回日彫展日彫賞受賞 大平洋美術会会員となる 個展(京都大丸)
1996年 日彫会を退会し、彩色木彫に専念する
2001年 写真家西宮正明氏による写真集「極彩」出版 以後、全国百貨店にて毎年、個展を開催。
    現在は荒川区顧問ACC(財)荒川区地域振興公社理事
    (社)太平洋美術会理事荒川区美術連盟顧問

極彩色仕上げについて

木材の割れや絵具の剥落を防ぐため、木地に白の胡粉を染み込ませたものを下地とし、下塗りを施した上に膠(にかわ)で練った岩絵具をおき、金箔、金泥等で紋様を描き込んで仕上げる技法。