菩薩
観音
全ての観音菩薩の基本形
観音(かんのん)とは?
別名、聖菩薩(しょうかんのん)とも呼ばれます。人々を常に観ていて救いの声(音)があれば瞬く間に救済するという意味からこの名が付けられ、日本でも多く信仰されました。苦しんでいる者を救うときに千手観音や十一面観音などの様々な姿に変身して救いの手を差し伸べます。ちなみに般若心経は観音菩薩の功徳を説いたものです。
六観音の一つに数えられ、地獄道に迷う人々を救うとされています。
単独で祀られることも多いですが、阿弥陀如来の左脇侍として勢至菩薩とともに並ぶこともあります。
ご利益
苦難除去、現世利益、病気平癒、厄除け、開運、極楽往生などとても幅広いご利益があります。
観音(かんのん)の像容
水瓶(すいびょう)や蓮華のツボミを持つことが多いです。菩薩は出家前の釈迦をモデルとしているため、宝冠や首飾りなどを身に付けきらびやかな格好をしています。
観音(かんのん)の真言
オン・アロリキヤ・ソワカ