

薬師如来をサポートする、太陽と月の光の象徴
日光菩薩は日光遍照菩薩とも呼ばれ、太陽の如く光を照らして苦しみの闇を消すといわれています。一方の月光菩薩は月光遍照菩薩とも呼ばれ、月の光のようなやさしい慈しみの心で煩悩を消すといわれています。
基本は薬師如来の脇侍で、左を日光菩薩・右を月光菩薩で三尊で並び独尊で祀られることはありません。日光菩薩と月光菩薩は鏡を見ているようにそれぞれ左右対照的に造られることが多いです。
健康長寿、病気治癒、災難除去のご利益があるとされています。
決まった形というのはありませんが、手にはそれぞれ月輪と日輪を持っています。左手が上がっている造形が日光菩薩である場合が多いです。
・奈良県:薬師寺
・奈良県:東大寺
日光菩薩:オン・ソリヤ・ハラバヤ・ソワカ
月光菩薩:オン・センダラ・ハラバヤ・ソワカ