
座っている観音、地蔵
ここんとこずっと立ち姿の仏像の話で、まあ「立ち話」もなんですから、座ってブツブツいたしましょうよってことでしてね。 それにしても、こんな小文にも反響いただくようになりどうもありがとうございます。 もうホントただブツブツつ …続きを読む

"歌う仏像ナビゲーター"として知られ、テレビやラジオ番組のトークや講演、音楽などで仏像の魅力を伝える神仏研究家兼ミュージシャン。
仏像ロックアルバム『Ash-La La La』(アシュラララ)発売中。
ここんとこずっと立ち姿の仏像の話で、まあ「立ち話」もなんですから、座ってブツブツいたしましょうよってことでしてね。 それにしても、こんな小文にも反響いただくようになりどうもありがとうございます。 もうホントただブツブツつ …続きを読む
立ち姿の仏像の話が続きましたが、今回は”神社に祀られる仏像は、直立ポーズが基本”というお話です。 で、神社の仏像ってなに、って話をしないとですね。 まず、明治より前の時代は「神仏習合」の時代です。 つまり、日本の神と仏が …続きを読む
前記事で、東洋西洋にある身体をくねらせた像の話をしましたが、直立の像ももちろんありますよね。 日本だと、たとえば聖林寺の十一面観音菩薩。 聖林寺十一面観音像イメージ 前記事で紹介した、薬師寺の像は脇侍として本尊の横に位置 …続きを読む
前記事で、ミロのヴィーナスと薬師寺・日光月光菩薩を出して、 「コントラポスト」と「トリバンガ」を紹介しました。 トリバンガのスタイルを踏襲:日光&月光菩薩(イスム仏像) 両者のちがいって、何なんでしょうか? それとも要は …続きを読む
前記事で、西洋の美の基本は人体であると書きましたが、その代表例というとやっぱりコレですね。 ミロのヴィーナス 紀元前130年ころの作だそうです。 このポージングが特徴ですよね。左ひざを曲げて、右肩を下げて、腰も斜めになっ …続きを読む
あらためて「仏像ってなんだろう」と考えるよいきっかけとなりました。 国立新美術館の「ジャコメッティ」展を取材してきました。 撮影OKエリアもあって盛り上がってます ジャコメッティといえば、ヒョロヒョロの人体彫刻が有名です …続きを読む
暑い夏にスパイシーなカレーが食べたくなるように、夏は熱い地獄の絵を楽しむのがいいですね。 東京日本橋・三井記念美術館の「地獄絵ワンダーランド」展を取材してきました。 地獄あれこれ、各種取り揃えてます! やっぱりイチ押しは …続きを読む
神社と仏像と鉄道に浸った出雲の旅でしたが、ほかにもなかなか良い写真撮れたので載せますね。 まずはこちら、 出雲大社横・稲佐の浜の「神迎えの道」 10月には国じゅうの神が出雲に集まることになっていて、ここで神をお迎えして大 …続きを読む
出雲の旅シリーズの3でお伝えした日御碕神社ですが、出雲大社からバスで海沿いを20分ほど。潮の香りがする岬に鮮やかな朱色の社殿が忽然と現れます。 日御碕神社の「日沉宮(ひしずみのみや)」 写真の「日沉宮」は天照大神(アマテ …続きを読む
出雲大社から東へ、美保関の旅は続きます。 一見すると、のどかな漁村に見えますが、そこにある美保神社は出雲大社に並ぶ壮大な社殿。 『出雲国風土記』にも登場する古社で、それだけこの地が重要な場所だったことが偲ばれます。 国家 …続きを読む