天
執金剛神
ギリシャ神話のヘラクレスがもとになった仏教の守護神
執金剛神(しゅこんごうしん)とは?
釈迦が入滅されるまで護衛に当たっていたといわれるボディガードのような存在です。
古代インドの武器・金剛杵 (こんごうしょ)を持っているため執金剛神という名がつきました。あらゆるものを打ち砕くとされており、仏教では煩悩を砕き悟りの心を開く武器です。
ギリシャ神話の英雄・ヘラクレスが起源であり、仏の聖域を守るに当たり阿と吽の2体に表現されて二王(仁王)と呼ばれるようになりました。日本ではあまり信仰されず、仁王のほうが有名です。
ご利益
仏教守護、健脚、身体健全のご利益があるとされています。
執金剛神(しゅこんごうしん)の像容
甲冑に身を固めた姿で金剛杵を持っています。
有名寺院と像
・奈良県:東大寺
・京都府:金剛院
執金剛神(しゅこんごうしん)の真言
オン・ウーン・ソワカ